仕事が忙しくてストレスがたまり、イライラが続いている方はおりませんか?今回は、精神的にもきついし、肉体的にもボロボロと言う方に向けて、身体が変わると心も変わり、「心が変わると人生も変わる」をテーマに実例をご紹介いたします。ぜひ、ご参考にしてみてくださいませ。

 

ストレスで身体がガチガチになった「30代前半女性」がヘルプミー!

今から8年くらい前ですが、当時私は長崎のハウステンボスで「国際武道場 維新館」を経営しておりました。ハウステンボスの中では異色の存在でしたが、当時のハウステンボスはHISの澤田社長がハウテンボスの立て直しで就任したばかりで、とにかく何でもやってみようというラッキーなタイミングで道場をテナントとしてオープンしました。

 

その様な中でハウステンボスの従業員の方もよく道場をご利用いただきました。私が指導しているものは「合気新道」という合気道と沖道ヨガを独自にミックスしたものです。合気道の創始者は生前に沖道ヨガをご覧になられて、これは良いと言われたとの事で合気道と沖道ヨガは相性が良いのです。

 

武道的なことに興味のある人、ヨガ的な事を必要としている人など目的に合わせて指導をしておりました。

 

その様な中、ある日、ハウステンボスのホテルにお勤めの方が看板を見て訪ねてこられました。とにかく、忙しくて身体中が痛いので病院に行きましたが、なかなかよくならないので何か方法はないかと思って相談に来られたのです。

 

道場に上がってもらって、身体の状態を見させていただきました。わかった事はとにかく身体中が緊張で固まっているという事でした。

 

この方はすごく仕事ができるのですが、責任感で働きすぎる傾向がある様です。緊張とストレスで左右の身体の傾きや骨盤が固まってしまっておりました。 

そこで、とにかく1ヶ月通っていただくことにいたしました。

 

 

骨盤を動かす

早朝のホテルでのシフトが多かったその女性は昼に仕事が終わると、必ず道場へ来られました。彼女の指導は私の妻が主に行いました。

 

とにかく身体の緊張を抜こうということで、骨盤の運動を徹底的に行いました。身体が硬い場合や緊張でガチガチになっている場合はマッサージや緩める事よりも、もっとアクティブに動かすことで自ずと自然に身体が緩む様に反応します。

 

色々な運動がありますが、

お尻歩き運動もその一つで非常に効果が高いので、以前もご紹介しましたがここでも、もう一度ご紹介いたします。

 

まず、準備運動で重要なことは足首回しです。

足首回しの重要性

身体の体重を支える足首は常に大きな負担がかかっております。そのために足首が疲労で柔軟に働かないと、膝、腰、脊髄、肩、首と全身のバランスが崩れてしまうのです。

足首を手で持ち、反対の手の指を足の指の間に差し込んで丁寧に回します。上の図を参考にしてください。

 

左右の足首を時間をかけてていねいに前へ回し、そして逆回転もいたしてください。足首を回す際には腰をしっかり立ててください。腰を立てる事で腰も連動して動きます。腰から身体をゆっくり前後させながら足首を回します。足首が柔らかくなると腰の緊張が抜けて筋肉が柔らかくなって行きます。

 

 

骨盤の運動

  1. 両足をあげてお尻だけを床につけます。
  2. 右足を前に蹴る勢いと右腕を前に押し出す勢いで右坐骨を前に押し出します。
  3. 左も同じ様にして交互に前へ進みます。

 

慣れてくると腕と足の反動は必要なくなります。

 

この骨盤で歩く動作の他にハイハイ運動や、足をクロスさせる骨盤修正歩行、ワニさん歩き、熊さん歩き、アメンボ運動などをいたします。

身体がウォームアップして来たところから、腰のひねり運動や片足開脚運動を行います。※腰のひねり運動と片足開脚のやり方は「脳と身体をコネクトするトータルマインドフルネス② フィジカルバランス編」をご参照くださいませ。

⚫︎  片足開脚

⚫︎  腰捻り

 

これらの運動をした後に、私の妻が、ホテルで働く生徒のために簡単な足圧法(足で大きな筋肉に圧力を与えて解す)を行い仕上げました。

 これらの運動を1時間半、週に3日ほど行いました。その結果、驚くことがありました。

 

1ヶ月で3キロ落ちた!!

その女性はそれほど太ってはいませんでした。ところが週に3日通って約1ヶ月が過ぎた頃に、彼女から

 

「先生!身体が軽くなったなぁと思ったら体重が3キロも減っておりました。それに疲れも取れてなんか元気が出て来ました。」

 

という喜びの声を聞くことが出来ました。そして、彼女はそれからも熱心に通って来て半年後には7キロ近くスリムになりました。身体も柔らかくなり、しかも引き締まって美しく健康的な身体を手に入れたのです。

 

そのことで仕事に対する考え方も変わりました。もっと自分の力を発揮したい。自分が本当にやりたい仕事をしたいと思うようになり、仕事と並行して英語の勉強をしたり、未来への試行錯誤が始まったのです。

 

そして、最終的には自分が元々やりたかった仕事に就くことが出来ました。身体が変わると心も前向きに動き出します。心が前向きに動き出すと、人生がポジティブに変化して行きます。

 

ここで、日常でも皆さんができる運動をご紹介いたします。

  

瞬間で5センチから10センチもウエスト細くなる!

最初にハウステンボスのホテルで働いていた女性に「身体が変われば、心も変わる」と説明しました。

 

きょとんとしていたので、「では瞬間的にウエストを5センチ以上細くします。」

妻にメジャーを持って来てもらい、その女性のウェストを測りました。

 

私はその女性に「では、足先を外側に開いて、手のひらを前にむけてください。」と言って、その姿勢のままウエストを計測しました。

 

すると10センチ以上ウェストが細くなっています。その女性はビックリしました。私はその理由を話しました。

 

「姿勢を見させていただくと、多少猫背で骨盤が後転しております。そこで骨盤を前転させて猫背を伸ばしたのです。それが足先を外側に開くこと、手の平を前に向けることでした。結果、姿勢が変わってウエストが矯正されたのです。この姿勢を維持できる様に筋肉を鍛えれば、このマイナス10センチを常に維持できるのです。」

極端な例ですが上の図で右側の状態がその女性の姿勢でした。下腹がぽっこりしております。バストも下がっております。左の図は同じ女性が姿勢を良くするとお腹がへこみ、バストが引き上がった図です。

 

 

姿勢を良くする筋肉を鍛える方法をここで更にご説明いたします。

 

姿勢を変えてウエストを引き締める

 

日本人の女性の場合は内股(爪先が内側)で歩く人が多い傾向にあります。どうしても骨盤が後転するために肩甲骨も広がり猫背になりやすく、下腹がポッコリなりがちです。

 

そこで、爪先を外側に開く様にすると骨盤が前傾してヒップアップして下腹も引っ込みます。また、手の平を前に向けると肩甲骨が内側に寄るため猫背が修正されてバストアップいたします。

 

特に自分が猫背な場合、足先が内側に向いている方は日常生活で「足先を外側」「手の平は前」にする癖をつける事で身体が修正されます。歩いている時や立ち仕事をする時に意識してみてください。

 

⚫︎ 逆に男性の場合は足先が外側に向いている傾向があります。

すると、お腹全体がぽっこり出ます。ビール腹の様な感じですね。そこで足先を内側に向けますと、

 

お腹全体が引き締まります。足先が外側に向く傾向がある場合はぜひ、歩く時や立ち仕事の時は足先を内側に向けることを意識してみてください。

 

上記は日常で少しでも気がけると、普段使っていない筋肉が鍛えられて身体が修正されます。結果、お腹も引っ込むのです。特別な時間に特別なトレーニングをするよりも日常で自分の身体の癖を修正するだけで身体が変化を起こします。

 

 

お家でできる簡単トレーニング

 簡単なスクワットです。足幅は肩幅で良いです。負荷は軽くで良いので10回位を毎日続けてください。必ず変化が起きます。

 

下腹と内股を引き締める運動(足先を内に向ける)

 

ヒップアップと出っ張りお腹を引っ込める運動(足先を外に向ける)



まとめ

自分の身体が変化すると心の状態に変化が起こります。身体を変化させるコツは身についた身体の癖と違う運動を行うことです。その運動は特別な時間と場所が必要ではありません。思いついた時にいつでもできるものが良いのです。

 

その事でその都度に自分の意識を客観的に捉えることが出来るからです。

 

もう一つ重要なことは、ストレスでの身体の不調は身体や休めるのではなく、思い切って動かす事で身体が自然とリラックスモードに変換されます。ご紹介した事例では普段固まった骨盤をグイグイ動かす事で身体全体が自然と緩めるモードに入ったのです。

 

現代人は労働的には昔の人ほど身体を動かすことは少なくなっておりますが、頭を使うことが多くなっております。頭の疲れを取るには身体を動かして身体も疲れさせることが大切です。理由は、頭が休みたいのに身体が休みたいと思わないからです。頭と身体の意見を一致させるために身体を動かすと身体も頭の休みたいとなってぐっすり眠れ、疲れも取れるのです。

 

そして、身体に変化が起きると頭が変化ができると認識をしだします。出来ないと思っていたことを積極的にできると思うようになるのです。そして運命も自らの意思で好転し出すのです。


※本記事の内容は、執筆当時の学術論文などの情報から暫定的に解釈したものであり、特定の事実や効果を保証するものではありません。