ストレスがたまっているせいか、肩こりがひどいし腰も痛い。下腹のたるみを引き締めなきゃと思っていながら仕事や家事が忙しくて時間が取れない。スポーツクラブへ行くゆとりもないし、そんなことを考えていたら気が滅入るという方も少なくないのではないでしょうか?

 

マインドフルネスは脳内ばかりではなく、身体全体を脳と考えます。だから、身体のメンテナンスをすることで心も豊になって行動も人生も明るくなるのです。そこで、いつでも誰でも特別な時間や場所を取らずに出来る、身体のメンテナンス方法をお伝えいたします。

 

特別な時間をわざわざ作る必要はありません

筋トレやストレッチ運動を特別な時間を作る必要はありません。特別な時間はあなたの一番大切な人と過ごしたり、大好きなことをする時間にとっておきましょう。

 

では、何時すればいいの?かというと、日常生活全てのシーンで筋トレやストレッチ運動ができるのです。え?と思われる方は筋トレやストレッチは特別なものと思われているに違いありません。

 

けれど、筋トレやストレッチは何のためにやるのか?という事と、どうやるのかという方法を理解すれば、通勤の時も、家事をしている時も、街を歩く時、デスクに座っている時、全てがトレーニングに変わります。

 

その事で、あなたは健康と美しい身体、爽快なメンタルを手に入れることができるはずです。

 

身体が硬いと心にもN G 

まず、そもそも何故ストレッチが必要なのか?という事を先にお話ししましょう。ストレッチが必要というのは「身体が硬い」ことに問題があるからからです。身体が硬いことでどんな問題があるの?と思われる方も多いでしょう。

 

以前、私がある小学校で特別講師という形での身体の授業を行なったのですが、体育館に100人くらいの小学3年生から5年生が集まりましたので、最初に前屈運動のテストをいたしました。

 

立ったままで手を床につける運動です。100人中10人くらいは床に手が届きましたが、ほとんどの子供は床に手が届かないばかりか、膝上くらいまでしか届かない子供が半数くらいおりました。

 

原因はわかっていましたので、ある実験をいたしました。30分間くらい様々な身体を使った遊びをしたのです。手をつないで大きな輪を作ったり、鬼ごっこや色々です。

 

声も出させました。キャーキャー言いながら子供ははしゃぎます。そして30分後に再び前屈運動のテストをしました。半分以上の子供は完全に手が床に付き、残り子供も足首までは手が届きました。

 

どういう事かというと、子供たちが普段は「大人しくしなさい」とか、「勉強しなさい」と活発に遊びたいという交感神経の働きを押さえ込まれているのです。そして、そのストレスが身体を緊張させているので、身体が硬くなっていたのです。

 

身体が硬いということは「ストレス」の現れなのです。これは大人も全く同じです。ヨガなどの様々なポージングをしますが、これは身体のどの部分が緊張して硬くなっているかを確かめながら、その部分に影響しているストレスを解放させているのです。

 

もし、あなたの身体が硬いとしたら、それは身体にストレスをため込んでいることなのです。ストレスが溜まると精神も肉体も支障が現れます。そのためにまずはストレッチで身体の緊張を抜くことで「ストレスを緩和」しようということがストレッチの目的なのです。

 

けれど、間違えてはならないことは身体を柔らかくすることが目的ではないことです。無理に筋肉を伸ばそうとする運動はN Gです。筋肉を痛めたり、筋肉を骨につないでいる腱(けん)を傷つけることになるからです。

 

後ほど、正しいストレッチをとはある脱力のコントロールなのです。そのことは次の機会に書かせていただきましょう。

 

ポイント1 身体が硬いのはストレスの影響で筋肉が緊張しているから。ストレスの影響を緩和するために筋肉の緊張を解す=ストレッチ=脱力のコントロール

 

筋肉で大切なことは姿勢とバランス 

先ほど、そもそも何故ストレッチが必要なのかについて書きましたが、そもそも何故筋トレが必要なのかについても同じ様に書かせて頂きます。

 

もし、あなたが何かのスポーツ選手であったり、マッチョに憧れてのボディメイクのために筋トレをしているならば、それはそれで良いと思いますが、特にそうではない場合はお腹が出ていることや二の腕のたるみが気になるくらいでしょう。

 

だから、きつい筋トレはしたくないと思われるのは当然です。けれど、やはりスマートでバランスの取れた体型の維持や健康のためにも身体を鍛えたいとは思いませんか。

 

その体型と健康維持で一番重要なことは「姿勢」なのです。姿勢が崩れると脊髄が歪んで脳から指令や身体から情報の伝達に支障が起きます。たとえば、電話線が混線している様なものです。姿勢は身体の情報交流にとても大切なことなのです。神経だけではなく血管での血流にも関わっております。

 

この姿勢を維持するために全身の筋肉は目覚めてから眠るまで休みなく働いております。眠っている時ですら、寝返りもいたします。この筋肉をしっかりサポートやメンテナンス することが筋トレの必要性なのです。

 

この姿勢を維持するための筋トレは特別な場所や時間は必要ありません。いつでも、どこでも姿勢のチェックをする事でできるのです。

 

ポイント2 筋トレの目的は姿勢の維持できる筋肉を得ること。

 

自分の癖を知ろう 身体の傾き

ここで大切な事をお伝えいたします。筋トレとストレッチは別々なものではありません。本来は身体を整えた結果として、姿勢を維持し柔軟で力強い身体になるだけのことなのです。ですから、ストレッチをしてから筋トレとするとか、筋トレをした後にストレッチをしてというものではなく、同時に行うことが自然の理に適っております。

 

ネコや犬や野生動物はストレッチや筋トレで身体を鍛えていません。普段の中で常にベストなコンデションを作っているのです。

 

「身体の潜在能力を引き出すのは筋トレではない」でも書かせて頂きましたが、人間は自然の営みや環境から離れて暮らしているために、本来の身体機能を失っているのです。正確に言えば忘れているのです。

 

それを取り戻すときの重要なことは「姿勢」を観ることです。身体の姿勢の崩れや歪みはその人の癖を表しております。癖はその人の生活や固定概念が産んだものです。まず、自分の身体の癖を見つけましょう。

 

鏡に立って、自分の姿を見ましょう。左右に傾きはないか?鏡で見づらい場合は誰かにデジカメかスマホで姿勢を撮影してもらいましょう。前後、左右の自分の姿勢を見て歪みを発見しましょう。

 

誰でも必ず癖があります。たとえば私も左腰と肩が下がる癖があります。癖に気がついたら、その癖を意識して修正する様に過ごすことが日常のトレーニングになります。

 

簡単な事をいくつかここで挙げておきます。

 

⚫︎  右に身体が傾く癖がある人は左で荷物を持つ様にする。(逆の人は逆に持つ)
⚫︎  猫背の人は腕を下ろしたまま掌(てのひら)を、正面に向けて歩く
⚫︎  猫背の人は爪先を外側に向けて歩く
⚫︎  身体が反りすぎている人は爪先を内側に向けて歩く
⚫︎  身体が反りすぎている人は腕を下ろしたまま掌(てのひら)を、後ろに向けて歩く

 

この様に歩いている時、立っている時、ふとした時に、自分の身体の癖を思い出して修正をする事で姿勢を修正してゆきます。

 

バランスの取れた姿勢はそれを維持するための筋肉がバランスを得ます。バランスを得ると自然と身体は柔軟性と筋力を整えます。

 

椅子に座ってデスクワークをする時、食事をする時、人と話をしている時、身体の姿勢に意識を持って行くとそれ自体が身体を美しく整えます。身体が美しく整うと心もバランスを得ています。

 

ポイント3 自分の姿勢の癖を見つけて、意識を癖の修正に向けることが日常のトレーニング。姿勢のバランスを整えると本来の身体を取り戻すので、筋力も柔軟性も最適化される。




ながら健康法 テレビ見ながら足首回し


足首回しイラスト

 

皆さんの身体は、皆さんが持っているどんな物より優れている物であり、価値があります。その唯一無二の身体を労り、大切にすることはオーナーである皆さんの務めでもあるでしょう。

 

身体を労り愛する気持ちが大切です。ここで誰でもできる労り方をお伝えします。テレビを見ながらでも出来る事で、寝る前がベストです。

足首回しのイラストをご参考にしてください。

 

⚫︎  右足の足首を右手で持ち、右足の指の間に左手の指を互い違いに差し込み
⚫︎  足首を回します。逆回しもします。
⚫︎  足を入れ替えて同じ様に繰り返します。
⚫︎  テレビを見ながらでも、音楽を聴きながらでも良いです。
⚫︎  丁寧に時間をかけて回してください。
心臓から一番遠い、重力の全てを受け止めている足首と足底を労りましょう。全身の毛細血管が広がり、副交感神経の働きが高まります。

 

ポイント4 唯一無二の自分の身体を労る愛情が大切です。足首回しは身体全体の姿勢バランサーでもあるのです。

 

 

身体で遊ぶ 

身体は皆さんが持っているどんな物より不思議で可能性を秘めております。どんなゲームよりも面白いものです。たとえば、ジムで10キロや15キロのウェイトを持ち上げるのも大変です。

 

けれど、我が子を抱っこしたり、おんぶをする時に重さはあまり気にならないものです。それは親と子供が互いに重心のバランスをとっているからです。バランスが取れているのは親子がお互いに信頼し合いながら愛情を持っているからでもあるのです。

 

基本は自分の身体を愛する事です。そして、自分の身体をよく観察して研究することで身体は変わります。研究という言葉より遊ぶと表現した方が良いでしょう。

 

歩く時、座る時、走る時、立っている時、何かする時、自分の身体の動か方や姿勢に意識を向けましょう。意識を向けるだけで身体の声に気づくでしょう。子供を抱っこするだけで筋トレになります。お互いの身体のバランサーが反応して自分のコアな筋肉もバランスよくトレーニングされます。

 

奥さんや旦那さん、親や友人の肩揉みをするだけで、自分の身体のコアが鍛えられます。丁寧に相手の身体を労るだけで、自分の力の伝え方を身体が感じ取るからです。恋人や夫婦なら手を繋いで歩きましょう。お互いの歩調や距離感を保ちながら身体がバランスを得てゆきます。山や川など自然のある場所を歩きましょう。自然の中で身体は様々な植物や動物と反応しながらバランスを求めます。

 

ポイント5 身体はバランスを求めます。バランスは楽しいということ。楽しさの入り口は愛情と労りです。バランスを得ると自ずと身体は最適化されます。

 

まとめ

筋トレやストレッチなしで心身を整えるには?姿勢を正すことが大切です。身体が硬いということはストレスの現れですので、身体をほぐすことがストレスの緩和につながります。

 

身体をほぐすことは正しい姿勢を得ればバランスを得るので柔軟性もバランスします。つまり偏った筋肉の使い方が身体の一部を緊張させているからです。

そのために

 

 

健やかで柔軟な身体を取り戻すと心も身体も最適化されますので、意識してみてください。