Relook創業メンバー、八田幸子にインタビュー!

皆様、いつもRelookメディアをご覧いただき、またRelookアプリをご利用いただきありがとうございます!

今回はRelookのコンテンツプロデューサーでありメインナレーターを務めている八田幸子さんの素顔を探っていきたいと思います!

八田さん今日はよろしくお願いします!

よろしくお願いします!

まずは八田さんのプロフィールをご紹介します。

八田さんはRelookのCCO(Chief Contents Officer)を務めています。簡単に言えば、コンテンツの総責任者です。

少し変わった八田さんの経歴がコチラです!

 

■学生時代

高校時代にチアで全国大会優勝。ハードな練習で腰痛に悩んだのをきっかけに、ヨガによる自己管理を始める。大学時代はフィットネスジムで最年少ヨガインストラクターとしてデビューその後、20歳でヨガ発祥地であるインドへ留学し、RYT200取得

■会社員時代

一部上場企業でITソリューション営業を3年弱経験。終電までの激務が続き睡眠不足と鬱で休職したのをきっかけに、メンタルケアや健康経営の重要性に気付く。転職も考えたものの、会社員のライフスタイルが合わないことが分かり、安定を手放して自由度の高い働き方をするため自分で事業をはじめる。

■フリーランス時代

アナウンサー事務所に所属し、スポーツキャスターとして2000時間以上の生放送を経験。長時間のスタジオ放送業務で声枯れに悩む。声を無理なく出しやすくするため、研究を重ねて「声ヨガ(ボイスヨガ )」を開発。日本声ヨガ 協会(JVYA)を立ち上げ、講師の育成に尽力している。

ヨガ講師歴は10年を超え、これまで累計5000人以上を指導

Relook(株)執行役員に就任
声ヨガの活動をする中で、Relook創業者の熊谷からの声かけでCCO(最高コンテンツ責任者)に就任。マインドフルネス瞑想アプリの監修とナレーションを手がける。

インド山奥でのヨガ修行

色々な経験をされてきたんですね!

いくつか掘り下げていきたいと思いますが、まずは「インド留学」のことを詳しく教えてもらえますか?

20歳の頃、インド北部のリシケシという山奥で200時間のトレーニングを受けていました。目の前にはガンジス川が流れ、自然の雄大さを感じられる場所でした。

ヨガインストラクターの仕事は大学時代にスポーツジムでスタジオクラスを持ったのが始まりです。当時は今以上にダイエットやストレッチといったフィジカル寄りのエクササイズという感じでした。けれど、4500年も受け継いでこられている理由はそれだけではないはずだと感じていたんです。歴史背景・哲学などヨガの源流をもっと深く学びたくて発祥地であるインド・リシケシでの留学を決意しました。

現地生活は毎日が新鮮でした。アールティーという毎夕刻に行われる宗教的な儀式が日常に根付いていたり、どこの家や店も神様の絵を飾っていたり…毎朝5時に起きて瞑想したり、食事の前にマントラを唱えたり、焚き火をしながらキールタンを歌ったり、とても味わい深い体験でした。

あと、印象に残ってるのは、ある夕刻に見た太陽の力強さです。緯度が関係しているのか分かりませんが、とにかく太陽が大きくて…自分という小さな存在が、太陽に全て包み込まれて溶け込んでいくような、調和していくような。あの体感覚が至高体験になっていて、ヨガや瞑想のクラスを行う時は、あの状態に自分を立ち戻らせることを意識しています。心の状態がダイレクトに雰囲気や声に反映されるに波及するので、ナレーションの時も同じように自分をまずはゾーンに入れるようにしています。

インド留学記
https://article.naturalista.jp/india_03/

 

キャスター時代

キャスター時代のことも教えていただけますか?

会社員時代は、伝統的な大企業の職場風土が合わず、毎日のように不協和音を感じていました。心は嫌がっているのに無理やり奮い立たせて働いて、自分を操り人形のように動かしているような状態だったんです。

文字通り死にたくなったとき、死ぬくらいなら安定を捨ててでも面白そうな仕事をやってみようと色々探してたんです。その時にご縁を頂いたのが、アナウンサー事務所でした。

スポーツ番組のスタジオキャスターをしつつ、現場での選手インタビューや地方への出張リポートなど、気付いたら2000時間以上の生放送を担当していました。当時は、早朝番組から夜の番組まであって、時間も場所も変則的な働き方でした。未経験だったので必死で勉強したりトレーニングしたりして、髪を乾かす時間すらも惜しかったので、ロングヘアからショートヘアにしました(笑)

意外と言われますが、実は学生時代から声のコンプレックスがありました。高い声でテンション高く喋るのは苦手で…キャスター時代もがいていました。ただ、無理にキャラじゃないことを演じてもしょうがないので、落ち着いた声を生かそうという考えにシフトするようになりました。

十人十色、生まれ持った身体はそれぞれ違います。自分という楽器を磨いて、心地よく良い音を出せることが1番いいんじゃないかなって。この想いが「声ヨガ(ボイスヨガ )」を開発するきっかけでもありました。

早朝番組で発声練習してスタジオ入りしても声の出ずらさを感じたり声枯れしたりで苦しんでいたのですが、声ヨガと名付けた方法でウォーミングアップをしてから臨むと変わりました。頑張って声を出すではなくて、気持ちよく出てくるという感じで。

声ヨガ(ボイスヨガ)ってなんですか?

声で心を整える」をコンセプトに、声に特化したヨガです。発声テクニックだけではなく心と体を整えることで、1人1人が本来持っている良い声を引き出します。

わかりやすい特徴としては、吐く息に声や音を乗せたり、マントラを唱えたりすることです。

また、もやもやした思いを声にする(アサーション)力を身につけることで、ストレスと上手に付き合う方法を身につけます。評価を気にしすぎたり自己犠牲的に心を抑圧していると、いくらボイストレーニングやアナウンススクールの発声練習を受けても伸びやかな声って出ないんですね。

思うような声を出せていると、心も上向いてくるので自信が芽生えます。笑いヨガと同じで、先にありたい状態を身体で表現すると感情が後からついてくるんです。

主宰している日本声ヨガ協会では、資格取得講座を開講して声ヨガインストラクターの育成にも力を入れています。声は相手へのプレゼントだと考えているので、ご機嫌な状態と声を通じて、社会に良い響きを広げていく人が増えたら嬉しいです。

「声で心を整える」を活かして、Relookの誘導瞑想を通じて、聴く人の心を整えるお手伝いができたら幸いです。

 

Relookに入ったきっかけ

Relook入社

Relookに入社するきっかけとなった出来事を教えてもらえますか?

健康管理アプリFiNCのアンバサダーとしてYouTubeチャンネルで声ヨガの生配信をしていた頃、たまたま熊谷くんが観て、連絡をくれたのがきっかけです。

最初はナレーターとしてマインドフルネス基礎・応用プログラムの収録を行っていました。ただ、私が台本を観て「書き言葉は耳に入りにくいから話し言葉にした方がいいよ。あと、比喩表現を入れると体感覚をイメージしてもらいやすくなるよ」と色々提案してたんですね。ヨガ瞑想講師歴10年の経験があったので、言葉と音を通じてどのように人を導くか参考になればと思ってアイデアを出していました。

そしたら、「役員としてジョインしてほしい。レストランでいう料理長のように、最高のコンテンツを創ってもらえたら嬉しい。」と、COO(最高コンテンツ責任者)として働かないか誘ってくれたんです。

RelookCEO熊谷さんとの出会い

熊谷さんとはどういうきっかけで出会ったんですか?

熊谷くんが私のヨガイベントに来てくれたのが、最初の出会いでした。当時付き合っていた彼女が私の仲良い友達で、カップルで参加してくれたんです。

熊谷くんが瞑想していることは知っていたので、何か一緒にできたらいいねと話していましたが、まさかこうなるとは…!

Relookにジョインしないかと誘ってもらったランチ会が、2年ぶり通算2回目の対面でした。ご縁ですね。

Relookに入社する決め手はなんだったんですか?

入社する決め手は2つありました。

まず「人の無限の可能性を引き出す」という理念への共感です。声ヨガでも、1人1人の可能性を引き出し、その人が本来持つポテンシャルを発揮することで、声が変化するという考え方だったので。目指す世界が重なりました。

次に、働き方の自由度が高いことです。時間場所の拘束がなく副業OK、この2つは私にとって働く上で欠かせないポイントでした。コンテンツ作成する上でクリエイティビティを高めるには1つの場所に留まらず、色々な場所や人の中でインスピレーションを得ていくことが不可欠だと思ってるからです。

 

Relookな日々の過ごしかた

仕事の日の過ごしかた

Relookの仕事をしているとき、どんな1日を過ごしていますか?

7〜8時ぐらいに起きて1日をどうするか頭で思い浮かべながらシミュレーションします。ちなみに朝は味噌汁か葛湯だけ…ってなんだか、おばあちゃんみたいだけど(笑)とにかく朝は体を温めてから仕事を始めます。

午前中は在宅で企画検討や台本制作など、クリエイティブなことに時間使ってます。午後はリフレッシュもかねて午後は外で仕事することも多いです。カフェで偶然耳に入る雑談がコンテンツのヒントになることもあるので。

ナレーションは夜にすることが多いです。生活音や電車・工事の音がなくて良い音がとれるので。ベストは終電後または始発前の早朝。でも今は0歳の娘がいて、その時間帯に収録してたら死んじゃうので、日中に収録して生活音が入ったら取り直ししています。

1日の好きな時間はいつですか?

散歩とか街歩きしてるときですね。歩いてる時が一番アイデア浮かんでくるんです。一見仕事ではないようでも、そういうときに入ってくる情報や感覚が、インスピレーションの種になっていたりするんですよね。

特に散歩している時にどんな情報をキャッチするかで、潜在意識で抱いている興味関心がわかるから面白いです。

世界は自分の内面のリフレクションだから、その中で何も考えないでボーッと散歩しているときに、何が映り込んでくるか楽しみなんです。あれ、なんでこの情報わたしキャッチしたんだろうって時は深掘りしてみると意外な発見があったりします。


オフの日の過ごしかた

昨年お子さんが誕生されてライフスタイルが変わったと思いますが、八田さんの母親としての一面を教えてください。

ほんと、出産後はライフスタイルが180度変わりました。

娘が0歳なので夜泣きが多く、夜中2〜3回起きてオムツ替えや授乳をしています。朝の7時頃に起床して、午前中は娘と散歩したり一緒に遊びます。

午後は、母やベビーシッターさんに甘えて数時間は自分の時間をとるようにしてます。と言っても、その時間で買い物したり家事掃除したりでほとんど終わってしまいます。泣

夕方にお風呂に入れて、20時頃に寝かしつけて、21〜24時くらいが1日のうち限られた平穏な自分時間です。

1日の中で大切にしてることは何ですか?

今は娘との時間です。0歳児の成長はあっという間なので、今の姿や時間を大切に味わいたいと思っています。

30年後にタイムワープする妄想をしてから現実に戻ると、「今、この瞬間」がとても愛おしく思えて、かけがえのない時間だと気づかされます。映画「About Time」のように。

ギャン泣きしたり夜泣きしたりが続くと、正直疲れます。けれど、こんな時こそ瞑想修行チャンスだなって思うんです。筋トレと同じで負荷が多いときに実践した方が精神力も鍛えられるので。

子育てにも瞑想が生きてるんですね!

そうなんですよ。世の中のママたちに瞑想をオススメしたいですね。

泣き声は言葉を離せない赤ちゃんが示せる唯一のSOSサインです。だからこそ、母性本能に物凄い訴えかけてくるし、神経に響くというか…それでストレスがたまらないわけがない!笑

だから、ストレスがたまっている自分、イライラしているを責めないでほしいです。

あ、今自分はこういう状態だなと「客観的に気づく練習」をすることに価値があると思います。イライラに飲まれていると子どもといい状態で向き合えないので、感情の揺らぎを沈めて心のホームポジションに立ち戻るためにも、マインドフルネス瞑想はおすすめです。

Relook瞑想コンテンツへのこだわり

お客様から“女神の声”と呼ばれているの八田さんですが、ナレーション収録やコンテンツ制作で何か意識していることはありますか?

そんな風に言ってくださってる方がいるんですか?笑
恐れ多いです。ありがとうございます。

1番意識しているのは、この音声を届けるユーザーさんを目の前にイメージして、寄り添うように話すことです。

台本に書かれていなかった「こんにちは」という挨拶や「今日も1日お疲れ様でした」というねぎらいの言葉は、私が付け足しさせてもらいました。

単に瞑想音源だけならCDやYouTubeにも沢山あります。そんな中でアプリを使う意味はやはり「習慣化できること」にあると思うんですよね。なので、側で寄り添うパートナーのような存在であれるよう、言葉がけの仕方や、声のトーンを工夫しています。

収録前は必ず、マイクの奥に誰か具体的な人を思い浮かべてから、話しかけるように喋りますね。それは、台本作成で言葉を紡ぐときも同じです。

あとは、水のように浸透するナレーションを心がけています。綺麗にとか印象に残るようにとかではなく、自然にスッと入ってくる耳障りの良さを意識しています。水に好き嫌いある人ってあまりいませんよね。でも、ナレーションはどうしても好みがあるので、なるべく多くの人にとって馴染む音域を研究して今の喋り方になりました。

これだ!というところに着地するまでに、かなり試行錯誤しました。Relook創業時は、30分尺のコンテンツを何度も半泣きになりながらリテイクしてましたよ…(涙)

そんな背景があったんですね…!八田さんが思う最高のコンテンツは何ですか?

マインドフルネス瞑想で言うと、水のように心に浸透してくる音声ですね。台本・ナレーション・背景音の3本柱が調和しているコンテンツが最高だと思います。

特に具体的なコンテンツ名であげるなら、『気持ちよく眠りに入るために』『寝落ちしたいとき』です。

実は、数あるコンテンツの中で『気持ちよく眠りに入るために』だけは唯一、台本なしで収録したんです。構成はもちろん作っていましたが、原稿を読まずスタジオで生徒さんを誘導しているような感覚で収録できました。

普段パーソナルレッスンで行うヨガニードラなど、生徒さん達から「先生の声、録音してもいいですか?」って言われていたのですが、アプリという形でいつどんな時も聴けるようにお届けできて嬉しいです。

Relookアプリの推しポイント

Relookのアプリの推しポイントってなんだと思いますか?

コンテンツです。医師や専門家監修のものが豊富なので、初心者の方でも安心して耳を預けて聴いて頂けたらと思います。

そして、継続するための仕組みがあることです。継続日数や達成通知、7日間プログラムやジャーナリング機能など、日常的に使うための機能が推しポイントだと思います。

ユーザーの方々に、Relookを使う際に意識して欲しいことはありますか?

ガイド音声通りに完璧にやろうとせず、柔軟に楽しんで頂ければと思います。アプリを開いているタイミングによっては、姿勢や呼吸が合わない時があるかと思います。(起床時、日中、就寝前で脈拍が少し異なるのでちょうど良いペースの感じ方が違う)

姿勢や呼吸のペースを言われるとおりに完璧にしなきゃ(have to)ではなく、こうしたい(want to)というご自分の心地よさを最優先してください。

良い状態に自分を持っていくことができれば、方法はなんでもいいんです。瞑想はその手段の1つにすぎません。なので誘導の言葉は参考程度にして、その通りにやることを目的にして無駄なストレスをかけないように意識してもらえるといいなと思います。

Relookユーザーの皆様へ

最後にRelookユーザーの方々に一言お願いします!

最後まで読んでくださってる皆さん、そしてアプリを手に取ってくださっている皆さん、ありがとうございます!

日常生活の中には様々な心の揺らぎがあるかと思います。そんなときにRelookが心のオアシスだったり、スイッチのオンオフを切り替えられる場所だったりと、寄り添える存在になれていたらと思います。

YouTubeで瞑想や呼吸についても時々配信しています。例えば「火の呼吸(カパラバティ)」など、音声だけではわかりにくい呼吸法も動画だとコツを掴みやすいので、よかったら覗いてみてください♪

まとめ

もっとたくさんお話を聞きたいところですが、お時間になってしまいました…。インタビューは以上になります!

本当にたくさんのお話をしていただき、ありがとうございました!

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ここまで読んでいただきありがとうございました!

さて今回は、Relookコンテンツの裏側にある、熱い思いを秘めたありのままの八田幸子さんをお届けしました。ユーザー様はもちろん、Relookのメンバーでも知らないような、まっすぐなコンテンツ愛やこだわりの一面を発見することができました。

八田さんがこだわりを持って作っているRelookの瞑想コンテンツを、是非聞いて下さったら幸いです。

Relookアプリはこちらからダウンロードできます。