「瞑想がビジネスシーンでもよく行われてるって聞くけど本当…?」
「興味はあるけど、瞑想って何からやればいいのかよくわからない…」
そのような疑問をお持ちではありませんか?
私自身も瞑想について良く知らないときは、少し胡散臭い感じがしていました。
しかし、瞑想をすることはたくさんのメリットがあると言われています。
3分ほどで読めますし、瞑想をするメリットやすぐに実践できる瞑想のやり方まで知ることができるので、ぜひご一読を!
目次
瞑想のやり方とコツ
まずは、基本的な瞑想のやり方とコツについてご紹介します。
基本的な瞑想のやり方は
1.座禅を組む
2.呼吸を深く長くする
たったのこれだけです。
コツとしては、呼吸に意識を向けることです。
鼻から息をゆっくり吸ってから息を吐く、という動作に意識を向けるだけで頭がスッキリしていきます。
やっている途中に色々な考えや雑念が入ってきても、頭に浮かんできた考えや雑念をしっかり自覚しましょう。無理に追い払ったりせずに、ゆっくりと手放すことがコツです。
瞑想とは
そもそも瞑想とは一体どういうものなのでしょうか。
瞑想について、詳しく解説していきます。
瞑想とは、「心を穏やかにして自分と向き合い、今現在の自分の心の動きを知る」ということです。
言葉の定義については色々な解釈が存在しますが、一番重要なのは脳を休めるという点です。
現代社会では、携帯電話の普及などをきっかけに情報が至るところに溢れています。仕事中でも、仕事中ではないときも常に多くの情報にさらされているのが現状です。そのような状況では、脳は全く休むことができません。
普段なかなか休ませることができない脳を意識的にクールダウンさせる方法として現在、注目されているのが瞑想です。
なぜエリートの間で流行しているのか?
突然ですが、瞑想がエリートの間で流行していることをご存じですか?
現在、瞑想は世界的な大企業の社員研修で取り上げられているほど注目されています。
瞑想のメソッドを取り入れている企業の例を挙げると、
・Apple
・Yahoo
・メルカリ
など、海外の大企業をはじめ著名な日本企業でも採用されています。
具体的には
・勤務時間内に30分間の瞑想をすることを推奨
・オフィス内に瞑想専用の部屋を設置
・マネージャーを対象にした瞑想セミナーの実施
など、企業によって様々な取り組みがされています。
それでは、なぜ瞑想がエリートの間で流行しているのでしょうか。
瞑想がエリートの間で流行っている理由を2つご紹介します。
瞑想が流行している理由① 瞑想のメリットがすごい
まず1つ目は、瞑想のメリットについてです。瞑想には大きく分けて3つのメリットがあります。
ストレスが軽減されること
瞑想をすることによって、頭に浮かんでくる雑念を客観的にとらえることができるようになります。頭のなかにあるモヤモヤを整理することでフレッシュな思考ができるようになり、日々のストレスが軽減されます。ストレスを感じていても、意外とそのストレスに気づかずに仕事をしているビジネスマンは多く存在します。瞑想を継続的に行うことで、今まで気づかなかった感情と向き合うことができると言われています。
自分の感じているストレスに気づいてあげることが、ストレス対処を考える上での第一歩です。
ポジティブな思考になれる
瞑想を続けることで悲しみや怒りなどのネガティブな感情を上手に扱えるようになります。ネガティブな感情を上手く扱えるようになると、反対に楽しさや喜びといったポジティブな感情を受け止める土台を築くことができます。ポジティブな感情をしっかりと受けることができるようになれば、自然と気持ちが明るく前向きに気持ちになれるのです。
瞑想をすることにあまりポジティブな印象を持つことができない人も多いと思います。しかし、瞑想を続けている人はフレッシュでポジティブな気持ちを持っている人がとても多いのです。
リラックス効果がある
不安な気持ちが強いときや、心がザワザワしているときは自律神経に乱れが生じている場合が多いと言われています。瞑想を行うことによって、不安や緊張をほぐしてくれる副交感神経が優位になり落ち着いた気持ちになることができます。つまり、瞑想を行うことでリラックスした気持ちになるケースが多いのです。
仕事がうまくいっていないときはどうしても気持ちばかりが焦り、空回りしてしまうことが多くあります。焦りの気持ちが出てきたときにこそ、瞑想を取り入れていきましょう。
瞑想が流行している理由② ビジネスシーンへの好影響
2つ目に、ビジネスシーンで瞑想がどう影響するのかをお伝えしていきます。
瞑想はビジネスにおいてもとても良い効果を発揮すると言われています。
集中力が増す
ビジネスシーンで必要な能力として、ここぞというときの集中力が挙げられます。何かに集中するためには、頭のなかにある雑念はなるべく少なくしておいた方が良いです。なぜなら雑念や不安なことが頭にあると、どうしても目の前のことには集中しづらくなるからです。
瞑想をすることで、頭の中をクリアな状態にして仕事に臨むことができます。
仕事のパフォーマンスをあげるというパワーも瞑想には備わっていると言えるでしょう。
睡眠の質が向上する
高いパフォーマンスで働き続けるためには、自己管理能力も非常に重要です。特に、睡眠の質は日々のビジネスシーンに大きく関わってきます。
睡眠の質が良くないと、日中に眠気が襲ってきたり集中力が散漫になったりするなど、仕事上でのパフォーマンスの向上は見込めません。瞑想をすることで自律神経を整え、毎日の睡眠の質をあげることが可能です。
仕事のパフォーマンスが高まれば、アナタの会社での評価が上がることもあるかもしれません。
ビジネスパーソンに最も必要なのは、徹底した自己管理能力です。瞑想をうまく活用して、ビジネスシーンにも役立てていきましょう。
瞑想をはじめるときのポイント
続いては、瞑想をはじめるときのポイントをご紹介していきます。
瞑想をはじめるにあたって、以下の2つのポイントを抑えましょう。
服装
服装はできるだけゆったりとしたものにしましょう。体を引き締めてしまうような服装だと充分なリラックス効果が得られない場合があります。寝る前に着るようなゆったりとしたパジャマなどでも全く問題ありません。
・ジーンズ
・ネクタイ
・タイトなジャケット
など、カラダを締め付けるような服装はできればやめた方が良いでしょう。リラックスした状態になれず、瞑想の効果が減少してしまいます。
環境
瞑想をやるうえで、環境を整えることはとても重要です。・雑音などが少ない
・光などの刺激が多すぎない
・なるべく広くゆったりとしたスペース
可能であれば、以上のような場所を選んでください。
家の中でやる場合はすべて満たすのは難しいケースもあると思いますが、できるだけ瞑想に集中しやすい環境を作りましょう。
基本的な瞑想のやり方
瞑想の方法はたくさん存在しますが、まずは基本的な瞑想のやり方をご紹介します。
自分で座禅を組む方法
基本的な瞑想のやり方は1.座禅を組む
2.呼吸を深く長くする
たったのこれだけです。
難しく考える必要はありません。
座禅を組むことで骨盤をしっかり立てます。
そして、背筋を伸ばして座ることで息の通り道を作りましょう。
あとは、姿勢を保ったままゆっくり呼吸をします。
息は鼻から長く吸って口からゆっくりと出すようにすると良いでしょう。
アプリを活用する方法
瞑想をやる方法として、アプリを活用して行うという方法もあります。自分ひとりだと難しくてできないと思っている方には特にオススメです。
お手持ちのスマホに瞑想アプリをインストールし、その音声ガイドをもとに瞑想を進めていきます。初めての方でも丁寧にゆっくりと進めてくれるものが多いのでご安心ください。後ほどまたアプリについては紹介いたします。
今日から使える瞑想のやり方
基本的な瞑想の方法をお伝えいたしましたが、この記事を読んだ今日から始められる簡単な瞑想をご紹介していきます。ご自身に生活スタイルにあった方法を見つけて、早速実践してきましょう!
1分から始める瞑想法
まずは1分間でできる瞑想法を一気に3つご紹介いたします。その1
1. 座った状態で4秒間ゆっくりと息を吸い込む
2. 8秒間かけてゆっくりと息を出し続ける
3. これを5回繰り返します。(12秒×5セット=60秒)
その2
1. 自分にとって楽な姿勢をとる(座ってもよし、寝てもよし)
2. 意識をカラダの部位ごとに順番にもっていって呼吸する(つま先やおへそなど)
3. カラダ全体を1周させる
その3
1. 歩き始める前に、カラダの力を抜いて手足をリラックスさせる
2. 深めの深呼吸をして、いつもよりゆっくり歩く
3. 意識を両足の感覚に集中させる
共通するポイントは、常に自分の呼吸や体に意識を向けることです。
カラダ全体に酸素を取り込んで、悪い物質を外に出していくようなイメージで行いましょう。
色々な考えや雑念が出てきますがそれはごく自然なことです。その時は、「雑念が出てきてるなぁ」という気づきを得るだけで大丈夫です。無理に追い払おうとしたりせず、ゆっくりと手放してあげましょう。
オフィスでできる瞑想法
続いて、オフィスでできる瞑想法をお伝えします。
1.背筋を伸ばして、イスに浅く腰掛けます。
2.首をスッと伸ばして、目を閉じます。
3.姿勢が決まったら呼吸に意識を集中させます。
以上の3ステップで行いましょう。
この方法であれば、座禅を組むこともなくオフィスでも瞑想ができます。
最初から時間を意識する必要はありませんが、初めての場合は1~3分程度行うようにしましょう。
あまり型にはめこもうとしすぎると続けることが億劫になってしまうので、まずは自分がやりやすいような形で自由にやるようにしましょう。瞑想は少しずつでもいいので、長く続けることが重要です。
寝る前にできる瞑想法
最後に寝る前にできる瞑想法をご紹介します。寝る前の瞑想はベッドの上で行います。
寝る前の瞑想を行う前には、部屋の照明はできるだけ暗くしておきましょう。
1. ベッドに仰向けになり、全身の力を抜きます。
2. その状態で、ゆっくりと呼吸をします。
3. 5分ほど呼吸を続け、終わったらゆっくりと目を開けます。
ポイントとしては、掛け布団や枕などは一時的によけておいた方が良いでしょう。その理由としては自分のカラダとより深く向き合えるようにするためです。
ベッドの上で仰向けになることで、横隔膜の広がりを感じやすくなります。自分の呼吸に集中しやすいのが、この瞑想法の良いところです。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
瞑想について、ご理解いただけましたか?
今回の記事では、主にビジネスパーソンに向けて瞑想についてご紹介していきました。
日々の仕事で、アナタの脳は常に休まずに働いています。
瞑想を日々の生活の中に意識的に取り入れるだけで、良い効果が期待できると言われています。
仕事のパフォーマンスをさらに向上させるためにも、意識的に脳を休ませてあげましょう。
今日ご紹介した方法の中から自分に合った瞑想法を実践していってください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
※本記事の内容は、執筆当時の学術論文などの情報から暫定的に解釈したものであり、特定の事実や効果を保証するものではありません。