あなたは瞑想の効果を実感できていますか?

瞑想をしばらく続けている人は、それぞれ何かしらの効果を感じているのではないでしょうか?

まだ瞑想を始めていない方は、瞑想が実際にどんな効果を与えるのかって興味ありませんか?

瞑想の効果は他の記事でも丁寧に解説されていますが、でもどうして瞑想って効果があるのでしょうか?

実は瞑想は、脳の活動を変化させることで私たちに様々な効果を与えてくれます。


今回はそんな脳と瞑想の関係を詳しく解説したいと思います。

瞑想の効果と脳の関係は?

瞑想と脳は切っても切れない関係です。

最近ではmuseという機械で簡易的に脳の活動を測って瞑想を補助することもできます。

ではなんで脳を測って瞑想を補助できるのか。それを理解するためにも瞑想と脳の繋がりを知っておきましょう。

瞑想の効果をざっくりとまとめ!

まずは瞑想にどんな効果があるのか、おさらいしましょう。

瞑想の効果を簡単にまとめると以下の通りです。

(1) 感情のコントロールが上手くなる。
 - 不安感の軽減
 - ストレス軽減 

(2) 集中力・注意力の向上

(3) 幸福感を感じやすくなる
 - 自分への思いやりが増す
 - 抑うつ思考の改善

大まかなまとめですので、細かい話をするとまだまだたくさんの効果があります。

また瞑想の種類によっても効果が変わってきます。

ここで挙げた効果は、最も有名な呼吸に集中する瞑想であるマインドフルネス瞑想で得られる効果です。

ではどうして瞑想でこれらの効果が得られるのでしょうか?

ここに挙げた効果は共通して「脳でコントロールするもの」です。

感情のコントロール、集中力、幸福感もそうですね。意識的か無意識的かはともかく、これらは脳でコントロールされています。

したがってこれらの瞑想の効果は、脳が変化することで得られる効果なのです!

瞑想によって脳はどう変わるか?

では瞑想によって脳がどのように変化して、その効果が得られているのでしょうか?

脳の変化について考えるために、まずは脳の基礎知識として”脳波”という言葉を理解しておきましょう。

脳波とは?脳科学の基礎知識

脳波とは一定のリズムで上下する脳の活動です。

脳波が脳の活動の全てではありませんが、脳波によって脳の活動の状態を数種類に分けることができます。

人を優しい人、短気な人、のんびりしている人、と数種類に大雑把に分けるようなものだと理解してください。

そんな脳波にはどんな種類があるでしょうか?

おそらく一番有名な脳波はアルファ波(α波)でしょう。

よく、リラックスしている時にアルファ波が出ると言われますが、その理解で大きな間違いはないです。

実際に集中したり何かに注意を向けるとアルファ波は弱くなります。

ただし目を閉じている時に強くなる性質もあるので、リラックスしていても目を開けているとアルファ波は比較的弱くなります。


これに対してベータ波(β波)はアルファ波よりもリズムの速い脳波で、考え事をしたり集中したりすると優位になる脳波と言われています。

またベータ波よりもさらに速い脳波がガンマ波(γ波)で、これは脳内で考えている内容と関係があると言われています。

別のシータ波(θ波)はアルファ波よりもリズムの遅い脳波で、記憶との関わりがよく研究されている脳波です。


いくつか代表的な脳波をご紹介しましたが、いろんな種類の脳波によって脳の活動状態を分けられるんだな、くらいに理解してもらえたら十分です。

瞑想による脳波の変化

この記事の本題は「どのように脳が変わって瞑想の効果が得られるか」ですので、ここからは実際にそこを見ていきましょう。

脳の変化は瞑想の種類によっても全然変わってきますが、まずはヴィパッサナー瞑想の効果を見てみましょう。

ヴィパッサナー瞑想は「いま、ここ」に集中するマインドフルネスを目指す瞑想の一種です。

このヴィパッサナー瞑想においてはシータ波とガンマ波が強くなることが、カリフォルニア大学の研究から分かっています。

シータ波は記憶との関連が強く、またガンマ波は脳内の意識内容と関係します。

このことからも、ヴィパッサナー瞑想の効果である”記憶力の上昇”や”集中力の向上”などが裏付けられます。

特にガンマ波が強まる理由はヴィパッサナー瞑想において身体の状態をじっくりと感じとるからだと言われています。

ヴィパッサナー瞑想では身体の状態をよく観察することでマインドフルネスを目指しますから、この説明は納得です。

別の種類の瞑想では、面白いことに全く別の脳波が見られます。

無意味な文字列を唱え続ける超越瞑想では、ヴィパッサナー瞑想には見られないアルファ波が強く見られます。

またぼーっとした時に強くなるデフォルトモード・ネットワークという脳のネットワークの活動も超越瞑想によって強まります。

この2点から、超越瞑想では心身の状態がゆったりと、ぼーっとした状態になることが説明できます。

実際に超越瞑想中はぼーっとした独特な感覚になりますから、それが脳波として裏付けられているのは面白いことです。

また超越瞑想には休息効果があることが知られているので、脳も休息のような状態になっているという点でとても納得できます。

瞑想の補助アイテム

最初に軽く触れましたが、最近は脳波を使って瞑想を補助するアイテムがあり、museという製品が代表的です。

これは先ほど説明した脳波を測って瞑想中がどんな状態かを知るのと同時に、音声ガイドによって瞑想を補助してくれます。

ただ数万円と安価な機械で脳波を測定するのは簡単ではなく、脳波は参考程度とするのが良さそうです。

だとするとmuseのメイン機能は瞑想の音声ガイドとなりますが、音声ガイドだけであれば他のものでも代用できます。

瞑想アプリのRelookはまさにその一つです。

スマートフォンで手軽に瞑想を補助する音声ガイドが聞けるので、日頃の瞑想にうってつけです。


特に瞑想初心者は毎日瞑想していると飽きてきてしまうことがありますが、Relookでは補助する瞑想の種類にバリエーションがあるため飽きにくく、瞑想を継続しやすいでしょう。

ぜひ一度お試しください。

まとめ

以上で、脳波と瞑想の関係について解説しました。

瞑想の効果が脳の活動によって裏付けられていることや、museなどで瞑想を補助できる仕組みが何となく分かってもらえたと思います。

瞑想と脳の関係は奥が深くまだまだ研究が続けられているので、これからどんどん新しいことが分かってくるはずです。

このホームページでもどんどん情報を更新していくので、ぜひ楽しみにしていてください。



※本記事の内容は、執筆当時の学術論文などの情報から暫定的に解釈したものであり、特定の事実や効果を保証するものではありません。